top of page
renmerikage3.png

Boundary Satellite Cafe 「秘封珈琲店」
2024年10月19日(土)第10回 秘封倶楽部コンセプトカフェイベント「Music&Cafe」

​HOME   ABOUT  STORY/Q&A  MENU  COFFEE  LIVE  GOODS  ACCESS  RESERVE

STORY

夜の街には、未だ秘密が眠っている。 「見てちょうだい蓮子、この鍵盤、押すだけで音が鳴るのよ!」 「メリー、一周ぐるっと廻って普通のこと言ってるわよ。科学世紀以前でも、ピアノは押すだけで音が鳴る楽器だし」 そこは宝箱のような空間だった。誰かの趣味、誰かの宝物を詰め込んだような、旧い時代のモノで満たされた珈琲店。カフェと呼ぶには少しだけ賑やかで、バーと呼ぶには珈琲の香りが色濃く心地よい、科学世紀となってしまっては想い出の中にしか存在しないような、誰かにとっての宝箱。 楽器と、想い出と、珈琲と。 秘封倶楽部の二人――宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンは、店内に並べられたそれらを、一つずつ触れてゆく。 想い出から、現実へと掬い取るように。 「わかってるわよ。私が言っているのは、今の時代は押さなくても口頭で命じるだけで、音が鳴る――もっと言えば、音楽が流れるでしょう?それに比べて、このアナログさ。ほら、ひとつ押すと、一つしか音が鳴らないのよ?それも、完璧な音ではない」 「機構が完璧なものをお出しするのではなく、人間の手に拠らねばならない、というのは、旧時代の特徴よね……」 「私にしてみれば、科学世紀だって完璧ではないけれどね」 鍵盤のある楽器、息を吹き込む楽器、棒で叩く楽器、弦をひく楽器、それら一つ一つに彼女たちは触れてゆく。並べられた楽器の奥には、いくつもの写真や楽譜が飾られている。かつての時代に、この音楽を奏でたものたちの、輝かしい時代の写真が。 「それで言うなら、珈琲も同じよね。ボタン一つで、理想の味が出る。カフェインすら入っていない、安心で、安全で、つまらない再現珈琲が科学世紀にはあふれている」 「けど、ここにあるのはそうじゃない――そうなのよね、蓮子?貴女が夜の街から探してきたんだから」 「そういうこと。ここの珈琲は、今どき店主が自ら手で淹れてくれるのよ!その分お高くなってしまうのはご愛敬だけれど」 「郊外でする秘封倶楽部の活動ならともかく、街の中で境界を越えて逃げたら結界省以外にも追われることになるわね……」 「食い逃げは秘封倶楽部の活動じゃないわよ!」 笑いながら、蓮子とメリーは店の中をぐるりと見回す。 雑多を通り越して、混沌に近い珈琲店。あちらこちらに詰め込まれた音楽にまつわる何かは、誰かにとっての宝物。珈琲の苦味と同じように、それらは人を選ぶもので――けれどぎっしりと詰め込まれた感情の残滓を、二人は好き好んでいた。それは科学世紀の中を走り続ける、秘封倶楽部の二人にしてみれば共感のできるものだったからだ。だから、一つ一つを丁寧に眺めて――片隅にひっそりと貼られた、気づく人にだけ向けた告知に二人は気づいたのだった。 お手伝い募集してマス 賄い珈琲アリ楽器演奏ご自由ニ 書かれた文字の意味を理解し、二人は顔を見合わせて、互いに笑みを交わした。今日の活動はこれね、という楽しげな顔。 夜の街で、眠れる秘密が目を覚まし。 珈琲の香りと共に、音楽が流れ出す。

Q&A

en / zh

​予約方法が知りたい

 RESERVEページにて承っております。

​キャンセルがしたい

 RESERVEページ下部のフォームより承っております。イベント当日はお返事ができない可能性が高いですが、キャンセル連絡をいただけると助かります。

​テーブル予約がしたい

 今回はシングル席のみ、基本的にすべて相席となります。ご了承ください。

​​

​当日のキャンセル待ちはできる?

 当日のフリー席情報は秘封珈琲店公式Xにて発信いたします。店頭受付にて先着でご案内いたします。
 ※フリー席が必ずご用意できるとは限りませんのであらかじめご了承ください。

​​​

​バータイムの予約がしたい

 バータイムは全席フリー席となり、店頭受付にて先着でご案内いたします。ご予約は承っておりません。

フード予約のところに飲み物も書いておいた方がいい? 

 はい! スムーズにお出しできるので助かります。

フード予約の変更がしたい

 RESERVEページ下部のフォームより承っております。10/18 18:00までの受付です。

​当日に店頭でフードやドリンクの追加はできる?

 もちろん可能です! 可能な限りご用意しておりますが、品切れ等ある場合がございますので、ご了承ください。

​車いすでの利用はできる?

 今回は店内が狭いので車椅子でのご利用はできません。ごめんなさいね。

​荷物が多いのだけど……

 今回は店内が狭いので大きな荷物やスーツケースは店内に持ち込めません。店内でのお預かりも難しいです。駅のロッカーなどに預けて、身軽な格好でお越しください。

​ドール・ぬいぐるみなどを持ち込んでいい?

 今回は店内でのお嬢様とのひと時は難しいです。ご遠慮ください。

​コスプレがしたい

 店内での着替えはできません。また、嵩張る衣装でのご来店は他のお客様のご迷惑となりますのでお控えください。

 ※駅からは交番の前を必ず通過することになります。コスプレのままのご来店時はご注意を……

​飲食物の持ち込みはしていい?

 ダメです。店内ではカバンなどにしまってくださいね。

差し入れがしたいんだけど…

 うれしいのですが、お気持ちだけでおねがいします。その分珈琲を飲んでいってね。

当日の入店方法は?

 チケットメールに記載されている集合時間 ( 各回開始5分前 )に、待機列を形成します。歩道が細いため、ご迷惑をおかけしますが、静かにお待ちください。

 開始時間から順次入店していただきますが、その際にイベント参加費として1席1000円のテーブルチャージ料をいただいております。

 おひとりで複数席を予約された場合には席の数だけお支払いが必要です。その際に、予約したけれど使用しない席が1席を超える場合には、以降の予約をキャンセルとさせていただきます。

 お席の予約は本当に必要な数だけでお願いします。不要となった席のキャンセルは早めにお願いします。おひとりでも多くの方が参加できるよう、ご協力ください。

当日の支払い方法は?

 ご注文時に現金のみにて承ります。

店内の様子撮影していい?

 写真撮影は他の方が写らないようにお願いします。動画配信・録音はおやめください。

テイクアウトがしたい

 店頭にて承っております。12:30~13:00 / 14:00~14:30 / 15:30~16:00 / 17:00~17:30 が比較的受付しやすいかと思いますが、店内のご案内が優先となりますので、お待ちいただく可能性があります。ご了承ください。

​物販はある?

 秘封珈琲店のグッズほか、各サークルさんの委託が色々とあります。オーダーシートをご用意しますので、お申しつけください。こちらも現金のみとなります。

英語・中国語は通じますか?

 一部のスタッフしか対応できません。出来れば簡単な日本語が出来る方と一緒に予約されるのをお勧めします。

他に店内で気をつけることはある?

 上記STORYにありますとおり、店内は「誰かの宝物」であふれています。大切に扱い、くれぐれも壊したり持ち帰ったりしないようにお願いします。

 また、強い香水などを身につけてくると珈琲の香りを楽しめなくなってしまいますので、おやめください。

 あまり大声ではしゃべらないなど、周りのお客様のご迷惑とならないよう、お互いに気をつけて快適に過ごしましょう。

​ライブアクトの出演時間が知りたい

 どの時間に誰がライブをするのかは、始まってからのお楽しみ。秘密を楽しんで!

ライブの様子撮っていい?

 基本的にはライブの写真・スマホによる1分程度の動画の撮影、SNSへの投稿はOKです。

 ただ、一部NGのアーティストがいます。その場合はアナウンスしますので、スタッフの指示に従ってください。

​PA卓って何?

 店内音響をすべて行う機材席となります。ライブ中以外は軽いおしゃべりは可能ですが、ドリンクを持ったまま近づくと危険ですのでご注意ください。

東方Projectは上海アリス幻樂団による作品です。
当イベントは、原作者であるZUN様との直接的関係はございません。

​(C)1569・イチゴロックデザインワークス 2024/10/19

bottom of page